スムーズな自己紹介

さまざまな使い方が考えられるおやこ名刺ですが、使い方を考えてみると、いろいろな方法が出てきます。単に名前を覚えてもらうということでは、そのまま渡してみるということがポイントになってくるでしょう。お子さんの名前とともに、自分の名前を話すことで、苗字も一緒に覚えてもらいやすくなります。

実際に○○ちゃんのお母さんといった覚えられ方が一般的になっていく中、正式に名前を名乗るということも、マナーとして考えていかなければいけないことです。ですが、非常に人数の多い中で覚えてもらうということは、簡単なことではないでしょう。そんな時だからこそ、おやこ名刺は役立つものになっていきます。

名刺入れ実際に初対面の時でも、子供たちはあっという間に仲良くなっていくでしょう。ですが、大人はそうは簡単に生きません。その時に、おやこ名刺があれば、タイミングも作りやすくなりますし、名刺として残ることによって、あとから連絡も取りやすくなっていきます。逆にいただくことも出てくることを考えると、事前に用意しておくということは、現代的なマナーであるともいえるでしょう。その時には、スムーズに受け渡しもできるように、名刺入れも用意しておくことが大切です。

 

名刺の持つ機能と諸国への広がり。

名刺とはビジネスシーンにおいて自己紹介の一つの手段として好感されたり、ビジネスマナーのためにお互いに交換されるものです。一般的に、名刺を交換するに際してはその人の所属する組織については知り得ている場合が多いことから、担当者である人の氏名を強調して、所属組織名とその部署については合わせて記載されるようなものが多くなっています。

最近では名刺に趣向を凝らして、取引先などに早く担当者としての存在の認知を図るべく、顔写真入りのものや、読みにくい名前にはルビを振るなどしたケースも見受けられます。また、近年のパソコンの各職場への導入により、メールでのやり取りが増加していることから、メールアドレスを記載している場合が多くなってきています。 名刺交換は我が国をはじめとする東アジア諸国圏では習慣化しており、東南アジア諸国においても華人の影響から一般的でしたが、これらの地域とのビジネスが増加するにつれ、欧米諸国においても名刺の交換が広がりつつあります。

 

一度渡した名刺を取り返すと相手に好ましくない印象を抱かせます

名刺は、顧客や取引先の担当者など交渉相手に自分のことを印象づけ、理解していただくきっかけとして渡すものです。特に営業職の人にとっては、必要に応じてすぐに連絡をいただけるようにする貴重なツールです。そのため、一度相手にお渡ししたものを取り返しますと、印象が悪くなりやすいです。 私がお会いしたある訪問販売員の男性は、どんなにお断り申し上げても玄関先に何時間も居座り続けた挙げ句、次第にセールスに恫喝が加わり始めました。やむなく、男性に恫喝行為が違法であることを指摘し、目の前で警察に通報したところ、セールスに使った書類を名刺も含めてすべて返してくれと言い出し、手渡したところようやく出て行きました。 その後しばらくして同じ会社の別の訪問販売員が訪ねてきたことがありますが、同様のセールスを始めたので迷惑を被った時のことを詳細に説明してお断りしたところ、やはり帰り際にすべての書類を取り返していました。

どちらの訪問販売員も、自分の営業が法に触れることを充分理解しており、それ故に我が家を訪れた痕跡を残したくなかったのでしょう。 これは極端なケースですし、経費削減のためなどの事情があって返してもらう方もおられるかと思います。そうした事情により返却を希望する場合、相手に好ましくない印象を抱かせないためにも、きちんとその旨を説明し、納得していただくべきでしょう。

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